今年はインフルエンザが大流行?気をつけるべき事は?

今年はインフルエンザが大流行?気をつけるべき事は?

今年はインフルエンザが大流行

こんにちは、
秘書猫みーでございます!!

11月も月末に差し掛かり、12月の背中がハッキリと見えてきた今日この頃‥。

新型コロナウィルスの感染者数が劇的に減少しているのも束の間、日本感染症学会が本格的な冬に備え、インフルエンザワクチンを積極的に接種するよう呼びかけているのはご存知でしょうか?

去年はコロナ禍でマスク着用や手洗いなどの対策が徹底され、インフルエンザ患者が驚くほど激減しました。

しかしその反面、社会全体の集団免疫が形成されておらず、今季はインフルエンザの大規模な流行が起こる可能性が専門家から指摘されています。

今回は、何故、インフルエンザが大流行の可能性が取り沙汰されているか、そして、気を付けるべき点をおさらいしておきましょう。

インフルエンザの感染者が劇的に減少した理由

減少傾向

昨年、コロナウィルスがパンデミックを引き起こしてた中、インフルエンザの感染者が劇的に減少しました。

世界的に見てもインフルエンザが殆ど流行しなかった原因は、新型コロナ対策として世界各国が図った為と言われています。

  • 入出国管理を厳しく設定
  • 国民にはマスクの着用
  • 手指の消毒などの徹底

結果的にインフルエンザ対策としても極めて有効だったと各専門家が見解を述べています。

しかしながら、新型コロナウィルス感染が一段落すれば、海外からの人流はいずれ回復。もしインフルエンザが流行している国々から日本に持ち込まれれば、流行する可能性が高いと見られています。

インフルエンザ大流行の可能性がある中、ワクチン供給量は”平年並み”

インフルエンザワクチン

結果的にインフルエンザの感染者数減少傾向が2年間続きました。

これによって今シーズンは、集団免疫が形成されない状況がより顕著に現れる可能性があると指摘されているのです。

もし平年通りにインフルエンザが日本国内で流行すれば、1シーズンで600万人~1千万人以上が感染するだろうと言われています。

そうなれば、現在の発熱外来の窓口では対応しきれなくなるのは確実。コロナ対策を成り立たせるためにも、できる対策は徹底しておくべきでしょう。

更にこのような過去の統計もあり、インフルエンザの流行が低調だった昨シーズンに感染しなかった人は、感染すると重症化する恐れがあります。

また、昨年はほとんど見られなかったRSウイルスによる呼吸器感染症についても、同時に警戒しなければならない、非常に厳しいシーズンになると言われています。

インフルエンザの予防・治療について

インフルエンザ予防

では、インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?インフルエンザを予防する有効な方法としては、以下が挙げられます。

流行前のワクチン接種

インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されております。様々な対策がある中で、ワクチン接種は最重要と言えましょう。

外出後の手洗い

流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法で、接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本中の基本。更に、インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。

適度な湿度の保持

寒くなればなるほど空気が乾燥しやすくなります。すると気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも感染症予防に効果的です。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

体の抵抗力(免疫力向上)を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

マスクを着用し、人混みや繁華街への外出を控える

インフルエンザが流行の兆しが出てきたら、人混みや繁華街への外出をなるべく控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。

まとめ

如何でしたでしょうか。

同時流行を抑える特別な手段はありません。これまでどおり3密を避け、マスクや手洗い、うがいなどの予防対策を続けることと、ワクチン接種しかありません。

このような対策で患者を減らせれば、医療現場の負担軽減にも繋がる為、冬以降の新型コロナ患者の急増への備えとしても重要と言えるでしょう。

油断大敵。

コロナ対策だけでなく、インフルへの注意も怠りなく!

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