知られざる時間差熱中症について

時間差熱中症

こんにちは。
秘書猫みーでございます!

いやぁ、暑い!!

ここ1週間は場所によっては38℃近くまで気温が上昇する日があったり、ここ東京都内でも熱中症による患者さんも出てきましたよね。

しかし、この熱中症、必ずしも外出中に発症するだけではないんです。

実は、室内に戻ってきたから時間さで熱中症の症状がでる「時間差熱中症」というものがあるのをご存知でしたか?

「基本的に冷房が効いて冷えている部屋は大丈夫!」

というイメージが先行してますが、冷房が効いていても時間差熱中症になることもあるんです。

時間差熱中症の症状

太陽

では、時間差熱中症とはどのような流れで発症してしまうかを見ていきましょう。

  1. 01-30℃以上の炎天下での外出
  2. 02-家についたあとエアコンがしっかりとが効いている部屋で過ごす
  3. 03-一定の時間がたつとめまいと頭痛がしてくる

これが時間差熱中症です。

この時間差熱中症というのは、炎天下の外ですぐに症状が出るものではありません。

暑い中、体内の水分が徐々に減少していき、冷房が効いた部屋でも体に熱がため込まれてしまい体内の水分が減少します。

そして体内水分量が枯渇し涼しい部屋の中でも熱中症を起こすというメカニズムなんです。

時間差熱中症の予防方法

水分補給

そうは言っても暑い日でもでかけたり、作業したりしなければならないことはあるもの。

そんな時は、下記のような注意を守って過ごし、熱中症を予防しましょう。

水分と塩分・糖分を補給

喉が渇くというのは熱中症への第一歩。きちんとした水分補給(1日あたり1.5L)を目安に飲むことが大事です。ちなみに、一気に飲むと尿となってすぐに排出されてしまうので注意しましょう。

外出時には日差しを避ける

外出中に直射日光に当たってしまうと汗をたくさんかき、体内の水分が減少し熱中症を招きやすくなります。外出する場合は日傘をさしたり帽子をかぶったりして直射日光を遮りましょう

熱気を逃がしやすい服装に

えり元や袖口がゆったりした、熱気や汗を逃がしやすい通気性のよい服を選ぶのがポイント。吸水性に優れた素材などを使った服装がおすすめです。色の黒い服は太陽の熱を吸収してしまうので避けることをお勧めします。

まとめ

まとめ

如何でしたでしょうか。

ここ最近は温度が高く、併せて湿度も高いという亜熱帯のような気候になりつつある日本。

当然ながら今までと同じような考え方では熱中症を防ぐことはできないでしょう。

前述させて頂いたような、あくまでも基本的な方法になりますが、実践頂くことで時間差熱中症の発症リスクを大幅に減らすことができると思います。

これから更に酷暑が厳しくなります。

皆様のお体、くれぐれもご自愛くださいね!

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