真冬に増加する入浴中の「ヒートショック」に注意!

真冬に増加する入浴中の「ヒートショック」に注意!

お風呂

こんにちは。
秘書猫みーでございます。

いやいや、あと4日で2017年も終わりですか・・。

早い方だと、今日から年末年始の連休に入った方もいらっしゃるんじゃないですか?

期間中は、

 

旅行に出かける方、
自宅でのんびり過ごす方、
帰省して昔からの仲間と思い思いの時間を過ごす方、

 

様々な形で皆さんゆっくりされると思うんです。

しかし、今日のニュースでもやってましたが北日本では過去最大級の寒波が覆ってるそうで。

北海道では一寸先が真っ白で、玉突き事故も多発してるようなんですが、
その事故以上に気を付けなければならない事があるんです。

 

「ヒートショック」

 

皆さんご存知かと思うんですが、急激な温度変化が身体に及ぼす影響により、
血圧の急変動や脈拍が速くなることを指すんです。

実はこのヒートショック、気温が下がるこの時期に多くて、特に突出してるのは入浴中のヒートショックによる死亡事故なんです。

ちなみに、入浴中の急死は交通事故死亡者数の4倍以上にものぼることご存知でしたか?

高齢者が大多数を占めているんですが、ここ最近は若い方も多くなってます。

今回は、ヒートショックが起こる原因とその
対策についてお話しますね!

 


どんな時に起こる? 身近に潜むヒートショック

温かい部屋からの脱衣所

はい、それでは本題に入って参りましょう!

お風呂に入る際は脱衣所から風呂場に移動したり、入浴中に湯船に出入りしたり、と温度差がある局面って多いですよね。

この移動したり、出たり入ったりしている時って血圧の変化が著しく上下動してるんです。

血圧は体内の血管が収縮するとき上昇し、血管が拡張すると下降する作用があるんですが、これが短時間に起こってしまうと、ヒートショックに見舞われる可能性が高いんです。

さて、こで一連の流れを解説していきます。

 

01.暖かい部屋から寒い脱衣室を経由し浴室へ

寒さで血管が収縮し血圧上昇

 

02.熱い湯船につかり身体が温まる

血管が拡張し血圧下降

 

03.温まった状態で寒い脱衣室へ

血管が収縮し血圧上昇

 

こうした血圧の変化は、高齢者や血圧の高い人にとって、脳出血や脳梗塞、
心筋梗塞などの引き金にもなるので、注意が必要なんです。

 


ヒートショックの原因

ヒートショックの原因

そんな恐ろしいヒートショックなんですが、事故の大半が冬場に発生しています。気温と死亡者数がはっきりと反比例してるのが物語ってますよね。

ちなみに冬は寒いと、熱いお湯に入りたくなってしまいがちですよね?

「浴室温度」と入浴中の「湯温」の温度差を見ると、
冬場は約32℃くらいまで広がるようです。

この大きな温度差が激しい血圧変動をおこし、入浴中の事故を引き起こすことにつながります。

逆に、この温度差をできるだけ小さくすることが体への負担の軽減につながります。

 


ヒートショックの対策

ヒートショックの対策

【対策1】浴室暖房乾燥機で浴室を暖める

入浴時はどうしても温度差のある環境に身を置くため、急激な血圧変動が起こりやすいもの。脳出血や心筋梗塞を引き起こす危険性があります。

少しでも身体の負担を減らすためには、とにかく各環境(脱衣室、浴室)の温度差を減らすことがポイントになってくるんです。

入浴環境の温度差を減らすために有効なものの1つが「浴室暖房乾燥機」です。ただ、浴室暖房乾燥機のない方もいらっしゃると思います。

その際はシャワー上手に使うのも有効ですね。

湯舟にお湯をためる際、シャワーを高い位置に設置し、そこから給湯すれば浴室全体が暖まります。

 

【対策2】脱衣室の温度調整

ヒートショックの原因は浴室だけではないんです。そう、脱衣室の温度にも気を配りましょう。ひとつの対策としては、小型の暖房器具を用意するなど、温度の調整をすることが大事になってきます。

 

【対策3】お風呂のお湯の温度にも注意を!

そして湯温にも要注意です。寒い冬はつい熱いお風呂に入りがちですが、熱いお湯はヒートショックの危険性を高めてしまいます。

湯温によって、血圧の振れ幅が全然違ってきちゃうんです。
要は、振れ幅が大きいほど危険度が高くなります。

理想的な温度としては38~40℃。

ゆっくり浸かっているうちにじわりと汗がにじむくらいがちょうどいいです。

 


まとめ

如何でしたでしょうか?

お風呂という娯楽の時間が、こんな恐ろしい現象を引き起こすことをちょっとだけ知って頂けましたでしょうか。

ここで改めて。お風呂のヒートショック対策をまとめました。

 

・浴室は事前に暖める

・脱衣所の暖める

・お風呂のお湯はぬるめ(40℃くらいまで)に設定

 

しかもこの時期は何かとアルコールを飲むタイミング多い時期です。
くれぐれも注意してくださればと存じます。

 

さあ、このブログで今年の秘書猫みーブログは一旦冬休みに入ります!
年末はガッツリお節料理を食べたいところですが、わたくし猫ですから。

ちょっとクオリティの高いキャットフードを頬張りつつ、紅白歌合戦でもみようかと思います!

皆さん良いお年を!!

タイトルとURLをコピーしました