貧血の女性に多い「鉄欠乏性貧血」

貧血の女性に多い「鉄欠乏性貧血」

貧血の女性

こんにちは!
秘書猫みーでございます。

3月も早くも中旬を迎え、季節の変わり目に差し掛かり、体調の変化が大きくなっくる今日この頃なんですが。

この時期は卒業式や入学式など、立ちながらの催しが普段よりも多くなってきますよね。

すると急に「バタン!」と音が‥。

「何ごとか!?」と振り返ってみると、貧血で倒れている友達などを見かけた方もきっと多いはず。

そのような思い出を踏まえ、今回は私たちが生活していくうえでかかせない「鉄分」についてのメカニズムにスポットを当ててみたいと思います!

 

≪貧血になってしまう原因≫

血中のヘモグロビン

皆さんご存知かと思いますが、血液中の赤血球の中には体内の各組織に酸素を供給するという重要な役割を担っている物質があるんです。

それがヘモグロビンと呼ばれるもので、この物質は主に鉄によって形成されてます。

この鉄が体内で不足しがちになると『鉄欠乏性貧血』と呼ばれる病気にかかってしまう恐れも‥。

非常に怖い病気なんですが、数ある貧血の種類のうち9割以上を占めるとされてます。

特に若い女性に多く、4人に1人がこの病気を発症しているという統計も存在します。

 

≪貧血が進行した場合の症状≫

貧血になってしまう原因

貧血、つまり鉄欠乏性貧血はゆっくりと進行する場合が多いんですが、最初のうちは殆ど自覚症状が見られないこともしばしば。

しかし、だんだん症状が悪化すると、皮膚の色が青白くなってしまったり、口の中の粘膜が白くなる症状が現れてくるんです。

その他にも、

 

  • ・体がいつもよりもだるい。
  • ・軽く歩いただけでもすぐに息切れする。
  • ・悪寒を感じるようになる。
  • ・集中力が持続しない

 

などの症状も見受けられるようになります。

さらに頭痛、めまい、息切れ、動悸、耳鳴り、下肢のむくみ、食欲低下なども現われるほか、更に症状が進んでしまうと爪が平らになったり、反り返る現象なども現れます。

 

≪ヘモグロビンの量が著しく減少≫

ヘモグロビン

貧血かどうかは血液検査によってわかります。

ちなみに、健康な人の場合は赤血球数の正常値が男性で1mm当たり450万〜550万、女性の場合では400万〜450万。

またヘモグロビンの量は、男性で100cc当たり13〜17g、女性では12〜16gが正常値で、この数値を下回ると貧血という判定になります。

しかし、それだけで鉄欠乏性貧血と断定するわけではありません。

確かに、貧血になると血液中の赤血球やヘモグロビンの量が通常の値よりも下回ります。

ただ、鉄欠乏性貧血には、赤血球に比べてヘモグロビンの方がより多く減少するという特徴があります。

これを「低色素性」と呼び、ヘモグロビンの量が不足することにより、赤血球の容積が小さくなる現象が起こります。

 

≪鉄剤を服用する時期≫

鉄材

では、万が一、鉄欠乏性貧血と診断された場合は、どんな治療を受けるのでしようか。

基本的には鉄分を接種するための食事療法がメインになるんですが、貧血の症状がヘビーな時には鉄剤を服用すること多いです。

鉄剤の服用量は、1日に大体100〜150mgが一般的。

また、鉄は食べ物の中の様々な物質によって吸収率が悪くなるため、食事を撮っている最中に鉄剤を服用した方が吸収率が上がるとされてます。

 

≪まとめ≫

貧血のメカニズムに関して、基本的な部分をお話させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。

当然のことながら、普段の日常生活で規則正しいリズムをつくることが一番大切です。

しかしあまりにも症状が重い場合は、自分で勝手に治ったと判断せず、定期的に血液検査を受け、医師の指示の下に治療をつづけていくことが大切です。

以上、貧血についてお話させて頂きました。

ではまたお会いしましょう!

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