新型コロナウィルスとインフルエンザを同時に予防するには

新型コロナウィルスとインフルエンザを同時に予防するには

新型コロナとインフルエンザ

こんにちは、
秘書猫みーでございます!!

今年の春先から世界的パンデミックを引き起こしてしまった新型コロナウィルス感染症。

あれからおよそ6ヵ月が経過しましたが、更なる不安要素が重なろうとしています。

そう、季節性のインフルエンザです。

しかし、今年は9月に入ってもインフルエンザの集団感染で学校が休校したなんてニュースをあまり耳にしませんよね?

それもそのはず、インフルエンザの患者数が異例の低水準となっているんです。

厚生労働省によると今シーズン初めて公表した9月6日までの1週間に報告された患者数は3人で、なんと2019年同時期の1千分の一以下にとどまったんだとか。

これは新型コロナに伴う対策で国民の衛生意識が格段に高まっていることなどが背景にあるのは間違いないでしょう。

とは言っても、いつインフルエンザが流行に転じるかは誰にも予測できません。

そこで今回は新型コロナウィルスとインフルエンザを同時に予防するための具体的な対策などを皆さんにお届け致します!!

同時流行を防ぐための提言とその違い

パンデミック

日本感染症学会が8月に新型コロナウィルス感染症とインフルエンザの同時流行に備えた提言を発表しました。

この提言では、症状から新型コロナウイルス感染症とインフルエンザを見分けるのは難しいため、できるかぎり両方の検査を行うことを推奨するとしました。

ただし、検査キットの供給には限りがあるため、流行状況によっては、先にインフルエンザの検査を行い、陽性であればインフルエンザの治療をして経過を見ることも考えられるなどとしました。

また、提言の中では現時点でわかっている、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの違いがまとめて紹介されています。

新型コロナウイルス感染症 インフルエンザ
症状の有無 発熱に加えて、味覚障害・嗅覚障害を伴うことがある ワクチン接種の有無などにより程度の差があるものの、しばし高熱を呈する
潜伏期間 1~14日(平均5.6日) 1~2日
無症状感染 数%~60%
無症状患者でもウイルス量は多く、感染力が強い
10%
無症状患者ではウイルス量は少ない
ウイルス排出期間 遺伝子は長期間検出するものの、感染力があるウイルス排出期間は10日以内 5~10日(多くは5~6日)
ウイルス排出ピーク 発病1日前 発病後2、3日後
重症度 重症になり得る 多くは軽症~中等症
致死率 3~4% 0.1%以下
ワクチン 開発中であるものの、現時点では有効なワクチンは存在しない 使用可能だが季節ごとに有効性は異なる
治療 軽症例については、確⽴された治療薬はなく、多くの薬剤が臨床治験中 オセルタミビル、ザナミビル、ペラミビル、ラニナミビル、バロキサビル マルボキシル

季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症予防のために

インフルエンザワクチン接種

今冬は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が非常に懸念されますが、基本はうがい、手洗い、マスクです。

更にウイルスの感染経路をしっかり遮断して、2つの感染症を予防するために、以下の7つのポイントを心がけましょう。

7つのポイント

①流行前にインフルエンザワクチンの予防接種

高齢者を含むハイリスク群(妊婦等)、小児(特に乳幼児から小学校低学年)は流行前にインフルエンザワクチン接種。

②外出時を問わず手洗いやアルコールによる手指の消毒

③咳エチケットを心がける

  • マスクの着用
  • 他の人に向けて咳やくしゃみをしない
  • 咳やくしゃみをするときはマスクをする
  • 手のひらで咳やくしゃみを受け止めたら手を洗う

④外出先から自宅へ戻ったら、手洗い・うがいを徹底する。

⑤風邪の症状が疑われる場合、外出を極力控える

⑥室内の定期的な換気をするように心掛ける

⑦ソーシャルディスタンス人との距離を保つ

免疫力を高めて感染リスクを低減

免疫力アップ

感染予防のための感染経路を絶つのは非常に大事なことですが、更に大事になってくるのが免疫力。自律神経を活性化して生活習慣を見直すことで更なる感染症予防となるでしょう。

程よい運動で身体を動かす

まずは1日に10分程度のウォーキングでも良いので体を動かす習慣をつけることが大切です。運動は免疫機能を向上させる他にも、生活習慣病を予防する効果があります。

食事

免疫機能をアップさせるために一番重要といっても過言ではないのが食事。良質なタンパク賃、ビタミン、ミネラルを積極的に摂りつつ、脂肪や糖分など栄養バランスを考えた食事をなるべく意識しましょう。

規則正しい睡眠

規則正しい睡眠により昼間はすっきり起きて動けるようになります。昼は交感神経が、夜は副交感神経が働かせるため、睡眠のリズムを一定にすることが重要です。

身体を温める

体温が高くなるとリンパ球が増えて活性化し、更に身体が温まることで血管が拡張して副交感神経が優位になり、免疫力がアップします。

まとめ

今年、新型コロナウイルスの流行により広がった「新しい生活様式」。

1人1人の感染対策として身近になった、手洗い・うがい・手指消毒・咳エチケットは、インフルエンザの感染予防にも有効と言われています。

しかし、予防に神経質になりすぎないことも重要です。

どれだけ予防に意識が向いていても、感染症にかかるときはかかってしまします。ですので過剰に予防策にこだわり、神経質になってしまうと逆にストレスになり免疫力を低下させてしまいます。

まずは自分の中で無理をしないでできることをする、長く継続できることを取り入れるよう心掛けていきましょう。

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