長期休暇のあとに急増する適応障害

長期休暇のあとに急増する適応障害

適応障害

こんにちは!
秘書猫みーでございます。

さっ、ついに明日から新しい時代に突入しますが、みなさま、準備は如何でしょうか。

私も猫でありながら2つの時代にを股にかけること、非常に誉れ高いと感じております。

新しい天皇陛下が即位される祝日も絡み、今年のゴールデンウィークは過去に例をみないほどの長期になっております。

 

しかし‥、

 

休暇期間中のスペシャリティな時間から急にリアルな日常生活がスタートする中で、体調を崩す方が激増する時期でもありますよね。

いわゆる5月病を発症するケースが多くなるわけですが、その中でも適応障害の症状に悩まされる方が激増するのもこの時期なんです。

そんな訳で、今回はその適応障害についてフォーカスしていきたいと思います。

 

適応障害の原因

ストレスが原因の適応障害

適応障害の病因は何といっても環境に伴うストレス。

様々な周囲の環境にうまく馴染めず、そのこと自体が過度なストレスとなり、心身に色々な症状があらわれ、最終的には社会生活に支障が生じるまでになった状態を適応障害と呼びます。

主な発症要因としては、就学、独立、転職、失業、転居、結婚、離婚などが原因で発症することが多く、ストレス因子としてはっきり指摘できる場合にのみ、適応障害と診断されます。

 

適応障害のサイン

適応障害のサイン

ここでは適応障害のサイン、および症状についてみてみましょう。適応障害は人によって出方が異なり、心や体、行動の変化として現れます。

心理面

憂鬱さ・不安感・焦燥感・怒り・悲しみ

身体面

動悸がする・頭痛・肩こり・めまい・食欲減退

行動に現れる症状

過食・飲酒・喫煙・遅刻・人と会うのを避ける

このような症状は特に社会人になると「甘えているだけなのではないか」と誤解されることも多々ありますが、これは適応障害の主な症状なんです。

 

治療方法と対処方法

ストレスとリラックス

残念ながら適応障害に対する標準的な治療は、今現在確立されてはいません。

適応障害治療は精神療法が中心で、原因となっているストレス因子を専門家のケアを受けながら軽減することが、最良のケアとされています。

しかし、専門医の治療を受ける前に、自分自身出来ることととして、適応しやすい環境を整えることや、場合によってはしばらくの間、休学・休職などの休養をとって、心的エネルギーを回復させることも必要です。

以下に社会心理的ストレスを軽減を図るための方法をご覧ください。

まず自分がストレス状態にあると認める

認めたくない現実を受け入れることで、素直に過度なストレス状態に陥っていることを認めてください。

体の変調に気を配る

自分に起こりやすいからだの変化、反応を知っておく(下痢、便秘、胃炎など)

ストレスの原因なっている負担を周囲に伝える

1人で重荷を背負いこまないように配慮

リフレッシュする方法をできるだけ幅広くもつよう心がける

仕事に多くの時間を投じず、自分の時間をもつ

 

まとめ

如何でしたでしょうか。

適応障害と言っても個人個人でまったく症状の出方が違います。

特に4月、5月は環境が変わったり、大型連休があったりと普段とは違うリズム感で日常生活を送らなければなりません。

基本的には心身の静養に努め、夜間の十分な睡眠時間を確保を心がけてることが大前提ですが、何かしらいつもと違う体のサインが出た場合は一人で抱えこまず専門家や気の知れた人に相談することも必要です。

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