【ラグビー カナダ代表】負けて、なお紳士であり続ける精神
こんにちは、
秘書猫みーでございます!
先日、関東を直撃した台風19号「ハギビス」。
関東・甲信越を中心に多くの爪痕を残しました。
改めて、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被害を受けられた方々に衷心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と、皆様が平穏な日々を取り戻せるよう、心よりお祈り申し上げます。
快進撃を続けるラグビー日本代表
そんな悲しみが日本列島を包み込む中、とあるスポーツの話題で私たちを勇気づけてくれました。
そうです、ラグビーワールドカップです。
ロシア、アイルランド、サモア、スコットランドという世界ランク的にも格上の相手に対して、連戦連勝を重ねて史上初のベスト8にコマを進めましたよね。
視聴率もうなぎ上りで、先日のスコットランド戦に限っては、平均で39.2%、瞬間最高視聴率は驚愕の53.7%と、サッカーのワールドカップを凌ぐほどの注目度ではないでしょうか。
また、日本代表は様々は個性が混ざりあったチーム。
チームスローガンである「ONE TEAM」を体現している様は、見ている私たちも熱いものを感じざるを得ません。
まさに、
【One for all, All for one~全員で勝つために、 一人ひとりが全力で役割を果たす~】
の精神が国民に知れ渡った瞬間ではないでしょうか。
ラグビーは紳士のスポーツを体現したカナダ代表
そんな中、日本代表の活躍を尻目に、ひっそりと大会を去ったチームが台風によって傷ついた日本の心を励ましてくれる出来事がありました。
それがカナダ代表の選手たちです。
カナダは最終戦のナミビア戦で今大会初勝利を狙っていましたが、台風の影響で釜石市で予定されていた試合が中止になったことで引き分け扱いとなり、グループ最下位が決まっていました。
しかし、話がここで終わりません。
その去り際はまさにスポーツマンらしい粋なものでした。
選手たちは釜石に残り、台風19号に伴う大雨で路上にたまった土砂や泥をスコップでかき出したり、ゴミ袋に集めたりなどボランティアに汗を流しました。
その様子がTwitterなどのSNSで拡散されて、
「紳士すぎて感謝しかない」
「胸が熱くなった」
など選手をたたえる声が相次いでます。
被災された方も、屈強な肉体を誇るカナダ代表の選手が寄り添ってくれたことで、さぞ勇気づけられたことでしょう。
まさにラグビーは紳士のスポーツであり、
他国にもかかわらず「ノーサイド」の精神で我々に試合以外でも感動を与えてくれました。
まとめ
もしかするとラグビーは野球やサッカーなどのように、メジャーなスポーツではないかもしれません。
しかし、勝利絶対主義を義務付けられたメジャーなスポーツが、試合が終わった後にこれだけ人々に感動を与えるジャンルはあるのでしょうか。
我々もカナダ代表が見せてくれたようなスポーツマンシップを目の当たりにして、何か学ぶものがあったと思います。
カナダ代表の選手たちに改めて、感謝申し上げます!