【緑内障】40歳以上の20人に1人が発症する目の病気

【緑内障】40歳以上の20人に1人が発症する目の病気

緑内障

こんにちは!
秘書猫みーでございます。

気が付けば9月に入り、まだまだ残暑が厳しい日もあるなか、秋を思わせるような日がちょっとずつ増えてきましたよね。

そんな訳で、季節の変わり目になって来たわけですが、このような時期には何かと体調不良を起こしやすくなる方も多いんではないでしょうか?

いわゆる季節病と呼ばれるような流行り病は当然のこと、持病を抱えている方は入念にケアしなくてはなりませんよね。

そんな中、風邪などの合併症で目に不調を訴える方も多いと聞きます。

しかし、病院などの検査機関で詳しく調べてもらったらなんと「緑内障」だったという40代以上の方が多いという調査があります。

今回は目の病気で一番怖いとされている緑内障についてお話できればと思います!

緑内障の原因

緑内障の原因

まずは緑内障の原因、および症状についておさらいしておきましょう。

緑内障は眼圧の上昇等によって視神経に傷害が起こる病気です。

眼球の内部は毛様体で作られる房水という液体で満たされているんですが、この房水は眼圧の調整に重要な役割を果たしています。

しかし、何かしらの原因で房水を流出させる部分が詰まることで眼圧が上昇、そして視神経にダメージが蓄積し緑内障になってしまうというメカニズムです。

緑内障の症状

緑内障の症状

緑内障では、あまりはっきりとした初期症状が現れないことがほとんどと言われています。

最初に自覚される症状としては、みえる範囲が狭くなる視野障害、または視野の一部だけがみえないといった暗点の出現などが挙げられます。

また、緑内障のタイプによっては、頭痛や吐き気が現れることも‥。

しかし、多くの場合は自分で気づかず、非常にゆっくりと進行するために気が付いたら症状が進行しているケースも多いとされています。

緑内障の危険因子と検査方法

緑内障の危険因子と検査方法

緑内障の具体的な発症理由はまだ完全に解明されてませんが、緑内障になるリスクが高い原因をご覧下さい。

  • 眼圧が高い
  • 高齢者
  • 両親や兄弟に緑内障の人がいる
  • 近視
  • 片頭痛

また、緑内障の疑いがある場合は、検査・診断が必要になり、眼圧検査、隅角検査、眼底検査、光干渉断層計(OCT)、視野検査などで詳しく調べる必要があります。

緑内障の治療

緑内障の治療

緑内障の治療における基本的な考え方は「症状を悪化させない」ことが非常に大切です。

一度ダメージを負ってしまった視神経が回復することはありません

しかし、高くなってしまった眼圧を下げることで、緑内障の進行を防ぐことは可能です。

眼圧を下げるための治療方法としては、薬物療法、レーザー療法、手術の3種類が挙げられますが、緑内障のレベルによって治療することになります。

まとめ

緑内障は視神経が障害されて視野が欠けていく病気です。

一度視野が欠けると二度と元には戻らないため、手遅れになる前に治療を行い、進行を抑えることが大切です。

緑内障は進行してはじめて気づくことが多いため、40歳を過ぎたら定期的に眼科の検診を受けるようにしましょう。

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